耳が痛い・耳がふさがった感じ・耳鳴り
中耳炎
風邪が原因で発症することが多く、子どもの感染症でもっとも多い病気のひとつです。治療は薬物療法が主体ですが、化膿するなど重症化している場合は鼓膜を切開し、うみを出します。
お子さんに、こんな症状があったら要注意!
呼んでも気付かない・聞き返しや聞き間違いが多い・テレビの音を大きくしたり、近づいて見る・よく耳を触る、
このような症状がある場合は、滲出(しんしゅつ)性中耳炎の可能性があります。これは中耳の内部に分泌液がたまり、聞こえにくくなる病気です。
放置しておくと、難聴になってしまう可能性もあります。治療は症状に応じて、局所・薬物・外科治療を行います。東中野や北新宿だけでなく、高円寺や高田馬場などからご相談に来られる方もいらっしゃいますので、遠方の方もお気軽にご相談ください。
耳鳴りがする・聞こえにくい・目まいがする
難聴
難聴には、突発性・感音性・伝音性・騒音性・老人性などの種類があります。いずれの場合も症状が続くようなら早めに受診しましょう。時間が経過するほど、治りにくくなります。また、繰り返すめまいで難聴を伴う場合は、年々、徐々に聴力が衰えていくこともあります。
耳だれ・聞こえにくい
鼓膜穿孔(こまくせんこう)
鼓膜穿孔は鼓膜に孔(穴)が空いたままになった状態で、中耳炎と外傷(耳かきや平手打ちなど)が主な原因です。自然に閉じることも少なからずありますが、孔がなかなか小さくならない場合は、外来の処置や手術で塞ぐことになります。
顔が曲がる
顔面神経麻痺
顔面神経麻痺は、中耳や内耳の疾患が原因となって起きてしまうことがあります。この場合、発症直後の治療は薬物療法です。改善が見られないときや重症化している場合は耳鼻科咽喉科での手術となることもあります。