のどの痛み・飲み込むときに痛い・発熱・体がだるい・頭痛
咽頭炎・扁桃炎
多くはウイルス感染(インフルエンザなど)で起こります。急性扁桃炎が繰り返される場合は「習慣性扁桃炎」といいます。
扁桃が大きく腫れ、呼吸困難や言語障害などを引き起こす場合もあります。治療は吸入、投薬です。
咳が止まらない
咳が止まらない
咳には痰のからむもの、乾いた咳などいろいろなタイプがあり、病気や原因も多岐にわたります。鼻の炎症が原因で生じる場合もあります。
早めに受診して、原因を突き止めることが大切です。安易に咳止め薬を使うのは止めたほうがいいでしょう。
声がかれる
声帯ポリープ・喉頭がん
声がかれた状態が何カ月も続いたり、徐々に進行、あるいは繰り返し生じたりする場合は、ポリープなど声帯の病気が見つかることがあります。早めに原因を突き止める必要があります。
喉頭ガン、咽頭ガンはのどの違和感、しみる感じ、ひっかかり感、痛み、つまり感、声がれなどを主訴として外来診療で発見しうる病気です。
いびき
扁桃肥大・副鼻腔炎・睡眠時無呼吸症候群
いびきの多くは軟口蓋(なんこうがい/のどのつくり)の下垂や、のどや鼻の障害が原因で起こります。
睡眠時無呼吸症候群は、寝ているときに大きないびきをかき、呼吸しない状態が繰り返される病気で、患者さんの多くが生活習慣病を合併しています。
かつては肥満傾向にある中年男性に多いといわれましたが、最近は女性や子どもにもみられる病気です。治療は、薬物療法や手術で行います。